さて、ここまでの記事で、FXにおける損切りを減らすために、
- 環境認識をすること
- 自分の立てたシナリオを信じ、テストと思ってトレードをすること
というところまで書いてきました。
以下の記事をご参照ください。
環境認識をして、これでやってみよう!と思えたら、あとは行動あるのみ。
実際にトレードをしてみましょう。
この記事では、そのためのコツを書いていきます。
実際にエントリーしてFXトレードをする
さて、やることはシンプルです。
エントリーはチャートを見ながらしてもいいですし、指値を入れておいてもいいでしょう。
この時に、利確注文も、損切り注文も入れておきます。
あとは、自分の仕事なり、趣味なり、に集中して、なるべくチャートを見ない。
そして、時間ができたときに確認をする。
私はこのやり方が多いですね。
チャートを見るときは、自分がイメージした通りにチャートが動いているか?ということに注目しています。
損益も気になるところではありますが、未熟なりにも、環境認識をしていますし、損切り設定もしているので、大きく損失になることはありません。
逆に、意外と減らないな……と、思うかもしれませんね。
このような感じで、答え合わせをしていきます。
最初のFXトレードは最小資金、最小ロットでする
当然ですが、最初から大きい金額を入れないようにしてください。
別記事で資金管理についても書きますが、テクニック以上に大事なのが資金管理でもあるからです。
確かにビギナーズラックという偶然なラッキーは存在します。
でも、FXはそんなに甘くはない世界であることも事実です。
自分が勉強代と思える金額、失っても良いと思える金額でトレードすることですね。
最小ロットでやるのが良いと思います。
中には、
「デモトレードではダメですか?」
という方もいらっしゃるのですが、私は少額でも自分のお金でやった方が良いと思っています。
自分でお金を出す、出さない、では、やはり真剣度が変わってきますからね。
ちなみに、私は資金1万円、0.01ロットでスタートしました。
※私はXMTradingを使っています
資金1万円であっても、最初のトレードはドキドキするし、勇気もいるし、できるならお金を減らしたくない、という思いが強いものです。
その感情は普通なので、そういうもの、みんな同じであると思って、そっとしておいてください。
大事なのは、実際にトレードをするということです。
自分が立てたシナリオが機能するのか検証する、という気持ちでやるのが良いと思います。
私たちは社会的な生き物でもあるので、勝ち負けで考えてしまう、損得で考えてしまう、善悪で考えてしまう、という側面も少なからずあります。
ましてやFXの世界は、勝ち負け、損得の世界といっても過言ではありません。
周りの影響を受けないことも大事な心構えです。
ですので、繰り返しますが、
- テストをする
- 検証をする
という視点でトレードをしてみてください。
勝った!負けた!でトレードをしていると、いつか痛い目を見ますので!
もっと持っていたら、利益が大きかったのに……という感情との向き合い方
トレードをしていると、自分が設定した利確ポイントを超えて、伸びていくことがあります。
そこで、「もっと持っていれば良かった……」という気持ちになる場面も結構出てくるんですよね。
私は、いつも悔しい気持ち、損をしたような気持、つまり、あまり良いとはいえない感情を感じることがたくさんありました。
この場合の感情の乗り超えるコツは、
「自分は間違ったトレードをしていない」
と思うことです。
正直なところ、1回のFXのトレードで大きめの利益を狙う必要はなく、チャンスはまたくるし、FXは繰り返しトレードしていくことで資金が増えていきます。
自分のルールを破ってトレードをする癖がついてしまうと、いつか資金を飛ばします。
トレードは「自律」が求められるのです。
私がエントリー後にチャートから離れるのも、チャートを見ると感情が動くので、自律が難しくなるからです。
トレードを繰り返し行うことで私が思ったことは、私はFXで利益を得るということよりも、こうした自律できる自分に成長したいのかな、ということでした。
- 自律できる自分になれば、結果として、トレードでも利益を上げ続けることができる
今はまだ仮説の段階ですが、実証できるかなと思って日々トレードに向き合っているところです。
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